2014-01-01から1年間の記事一覧
空虚なのか、その逆に吹雪が吹いているのかといった矛盾した精神状態でホールに入ると、私のヒーローだったカーリーヘアの陽水氏の画像がステージのスクリーンに次々と表示され、Good Good Byeを始めとした数曲の一部分が繋がって流れていた。そのまま待つこ…
4月6日だというのに、冬のような、雹が降ったらしい今日、松戸に向かいながらこれを書いてみる。 唐突あるいは今更か、昔から、もしくは若い頃は特に、近い過去に関心を覚えていた。具体的に西暦何年から何年までという区分は設けられていないのだが、最も古…
忘れないということ、あるいは、忘れるということがいかに難しいか。つまり、納得を覚えられるような続きをそのまま続けることがいかに稀なことか。例えば、数年に数回程度の頻度で新幹線の同一区間という閉ざされた空間に身を置いた場合、前回の乗車から数…
2014年3月6日、久しぶりに東京ドームという閉じている場所に向かう中、眼前の長蛇の行列に対して、心を完全に開くことの出来ない個(という閉じた点)が一時的に一定の範囲内に集中しているという意味で点のままの状態と、たとえこの範囲外にいたとしても個…
川田氏の言葉としてのマッシュアップ もはや川田氏の匂いまで覚える言葉にまでなったものにマッシュアップがある。それは、氏自身の活動によって意味が拡張されている言葉だといえるが、だからといってその拡張する範囲にあぐらをかいていればあっという間に…
0)口上 今後の流れとして、品詞化済みのもののみならず、言葉や感情の中にはピクトグラムや図形といった何らかの描画に変化して、図形先行での文字認識の発生や文字・図形の併用に置き換えられていくものが増加するとは思うが、いずれにせよ言葉として認識…
意識して感嘆符の使用を抑えがちな私がこのようなタイトルにしたのは、先程会場を後にしたばかりで、まだ獲得した熱というべきものが放熱される量よりも多く体内に保たれているからということもあるだろうが、何より再会と言うくらいで、発見に溢れていたこ…
さて三回目だが、橘川氏の新著の入手と重なった。深く考えたわけではなく、受け取り時間が早朝でも深夜でも自在ということで、書店ではなくコンビニ受け取りを選んだのだが、Amazonから森を受け取るというのも面白ければ、それが、まちのほっとステーション…
さて第二回目である。つまり、同じことを違う言葉で伝えようとする試みである。この年末年始はいつにも増して橘川幸夫氏と川田十夢氏の著作をはじめとした作品に接している時間が長かった。そして、直接空間を共にしていたわけではないのに、両者の空間の中…
自分の中でいつの間に悪い印象を帯びるようになったのか?元々はフラット、ニュートラルなはずの言葉がある。例えば、本部があって複数店舗が展開されているチェーン店がそうだ。昨年は、チェーン店にまとわりつきがちな悪い印象について考えることが多かっ…