Kを発音したくなったり、ならなかったりする。

knowの中には今が、knightの中には夜が含まれています。そんなことより、私が好きな人はローマ字にした際Kで始まる人が多いんです(あるいは多いknです?)。そうそう、傘もKでした。" Kといえばカフカの「城」の主人公が・・・" と口にしがちだった多感な頃よりは私も大人になった、あるいは自由になったと思いたい一心で開設しています。同じことしか書けないなら同じことを増やそうと思います。

2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

特殊な気持ち

ここ数日、朝から荒んだ気持ちになっていることに気付いていた。これを書かないと、今後も影響がある気がしたので、書くことにする。まず、何をもって荒んでいるか?だが、漠然とした不安感などという体のいい、あるいは実体を感じない借り物の言葉では説明…

外部情報

連日、この冒頭では外部情報に頼らない姿勢を宣言しながら、それは困難だと言い続けている。今日も今日とて、心の奥底にあるのか表面にあるのか分からないが、外部情報に直接的に影響を受けていない、自分が本当に今言いたいことを探そうとするも、次から次…

震える

「人生はあっという間に終わる」ということは、当たり前のこととして頭に入っている一方で、いつの間にか失われていたのがある時再生したかのように、新鮮な発見として登場することがある。最近も、この寒気のように頭の中に登場してしばらく停滞していた。…

我関数

海によって分断されていない陸続きの土地という単位で眺めると、日本の場合、本州が圧倒的に広く、北海道や九州、四国が続くことになる。以前から考えかけては面倒になってそのままにいていたことを、また自分の今日の行動から思い出した。また今日も、そう…

冬の晴れた昼間で辺りには殆ど人がいないという状態に、心地良さを覚える。こういう感覚がずっと何年も続いている。思わず、こういう感覚は季節でいうと何になるのか? と考え掛けたが、やめた。四季という分類では曖昧だと思ったのと、季節に喩える時点で、…

場所

高速のパーキングエリアやプレハブ造りの仮設の建物を訪れたり通り過ぎたりが、年に数回はある。その時、その場を立ち去るのが名残惜しい気持ちになることが多い。ちょうどこれから明日に掛けて、パーキングエリアに立ち寄ることになる。禁則としている外部…

浴室の喪失

気付けば、入浴しながら、音楽を視聴することが増えている。当たり前のことではなかったのに、当たり前のようになっている。YouTube、iPhone、ジップロックといった組み合わせに、何だかGAFAとかいう組み合わせと似た印象を覚えもする。いずれも身近で手頃な…

吹雪の中を風に向かって進んでくる祖母を再び思い出していた。明らかに今日の天気や外気の影響だ。実直に外部情報の支配下にある。そうしたことから書き始めないという禁則を破っている。でも、今日はその禁則を破る方が書きにくいものを書くことができる気…

長か短か

1日も短ければ1年も短いと感じていることが気になった。加えて、ひと月も。ちょっと前なら、1日は長いが1年は短いと言っていた。月単位に関して言えば、昨年、とある月を振り返って、このひと月は長く感じたなと満足げに思ったこともあった。その満足は、…

木を見て山を見る

文章の中でも、いわゆる小説を書こうとする場合、小学生の頃から「木や植物の描写に長けていなければならない、そもそもそういう知識が豊富でないといけない」という思い込みのようなものがあり、それに対し「なんと自分は描写どころか絶望的にそれらに疎い…

ドゥッ、ドゥッ、ドゥッドゥッ、ドゥッ、ドゥー

気が付くと、鼻歌を口ずさんでいることがある。少なくない。ついさっきも、文字にすると「ドゥッ、ドゥッ、ドゥッドゥッ、ドゥッ、ドゥー」とでもなりそうなのを口にしていた。このカタカナの上にコードを付けても、これを読んでいる人の頭の中には私が口ず…

「したい」と「したいため」

「(何々)したい」という言い回しで浮かぶことを、そのまま書くのに、もうここ十年近く抵抗があるのに気付いており、それはもう嫌気を覚えるという程度になっている。今日は、仕事を中心とした一日だった。漠然とした不安感も仕事寄りに漂っていたように思…

途中の語尾

ランチの時間に、今日はまず語尾について書くべきだと思った。一回限りの感覚だとしても、冒頭が語尾についての言及から始まることに、何だか信用を覚えてもいる。何も言及していないので始めてみる。さっそく、それは一文目にも現れていた。「思った」がそ…

思い込みという混ざりもの

勝手な思い込みの一つについて、まとめるべきだと思った。それは、幻想としての総量規制といったものだ。時代を問わず人が異なれば、経験する喜怒哀楽は異なるだろう。いわゆる「人の数だけ○○がある」というやつだ。でも、どういうわけか幼少時から、「各人…

ノートあるいはニンジンと紅

大事なことを今朝、確かに思い浮かべていたはずだがあとの祭り、昼にその実感に気付いた時には忘れていた。―何故メモしなかった?でもメモするような余裕がない方が信用できる気もする―という自分に続いて、―殴り書きでいいからメモすべきだった―という自分…

猫の額、短い冬

結局何が一番言いたいのか?書きたいのか? そう自分を責めている陰で、毎日毎日日替わり定食のようにバラエティに富むものが頭の中に浮かぶというのも変だ、という自分も今朝現れていた。そんな二面性にバツの悪さを感じはしたが、そのまま家を出て、仕事を…

落とし物

落とし物をすることがよくある。見る人によっては、頻度はそう高くないのかもしれないが、当の本人にしてみれば頻度は高いと感じる。くよくよ後悔するわりに、すぐに立ち直って忘却していることの証左といったところだろう。まったくもって自愛というやつは…

下書き

毎日、書き方というか、起点の種類を変更したいと言う考えが夕方浮かんでいた。場所と書く行為が紐付き始めることがあるとしたら、夕方居た近所のコメダ珈琲はそうなりつつある。自宅で書くことができなくなるまでには至っていないのだから、今のところ問題…

全身

またいつもの書き出しかと思いながら始める。頭の中に留まっているからだ。こう書くと、頭の中に身体が格納されているようでもあり、横道に逸れそうになる。もっとも、案外横道ではなく中道かもしれない。何か外部情報を起点にするのではなく、心の中を探り…

ワープとユビキタス

畳の上というと久しぶりに思い浮かべたが、死が結び付きの強い言葉として挙がるだろう。いや、今でもそうなのか? 緩やかにせよ、そういう物言いは減ってきている気がして、いつまで経っても緩やかな変化に気が付きにくいのが自分や人の性なのか?と思う。畳…

眺めると眺めさせられると煙と湯気

何か具体的に眼前や周囲にある、あるいは世の中にある第三者にも認知できる情報に対して、何か思うところがあり、それについて書き始める。こうしたことなら散々多分やりたくないと言いながらやってきたはずだ。でも、もうそれは断とう楽だから、ということ…

遡行

昨日別の場所で、言語化した言葉や文字に比べれば、思い浮かんだ鼻歌の方が、自分の中で言語化される前の最前線にある思いや考えみたいなものに近く信用できる、とは言ったものの、今朝になるとすぐに――鼻歌というくらいだから既存の歌を借りていることも多…

昔の人

直接目の当たりにしたその日の経験を元に書き始めるのをどこか安直だとして避けることを決めても、鼻歌について書くのは良しとした、その理由を考えるといいながら、もう数日書き残してはいない。気持ち悪いので書き残すことにする。考えてはいたのだ。現時…

依存

再び依存について考える。このキーワードは、大体自分から離れずに周囲を漂っている。先程も、頭の中に登場したし、実際、昼間にこの依存を彷彿させる行動があった。そこから書き始めるとまた日記然とした記述になりかねないという思いで、こういう書き出し…

呆然と気分

あっという間に経過した時間に呆然とするのは、人生とまで行かなくても、今の場所に住み始めてからといったひとまとめに捉えた期間を振り返る時に起こるものばかりではなく、あちこちにある。私の場合には顕著なのか、中でも、しばらく使っていなかった、だ…

存在していないことの実感

今、この世界自体が元々存在していない。――想像できるか?と自問し、存外想像できた気になる。そういう実感を覚える。今日再びこの感覚が浮かんできて、これについて書くべきと思った。後から考えれば、想像しにくそうなものなのにとも思う。何故想像できた…

鼻歌

目の前で見聞きしているものではなく、頭の中に浮かんでいるものを書く、なるべくしんどい方を選んで考えると決めて、わずかまだ二週間ほどだが何とか書いてきた。うまく行っているとは言いにくいが、全然だめとは思わない。この二週間あまりの中で、当初か…

疑問

――死を何故身近に感じることができないのか、あるいは、身近に感じることができた瞬間をすぐに忘れてしまうのか、続かないのか?――新幹線の中で浮かんだこんな疑問は、――他人任せにして被害者寄りの立場で生きているからではないか?――答えのような疑問に置…

下書きと括弧

下書きから使用せず、ゼロからではないとしても一から書き始める。今何を書くべきか?と考え、浮かんで採用したものから書き始める。それからはもし、下書きにあったなと思う場合には下書きを参照する。この流れで書く方が良いと考えた。 前回別の場所で書き…

地下と空と自分の内

今日の昼過ぎ、札幌の地下街に向かって階段を降りている途中で、そうだ、いい加減、地下について書かなければと思った。気付けばもう十年以上前から地下の空間に居心地の良さや奇妙な魅力を感じていたのだが、考え抜いた実感がなかった。一般化できることで…